マスターオブ・ディフィカルティー

さて、目の前に課題が山積している、このままじゃちょっとやばいかも・・、そんな時のための解決方法を以前カウンセラー経験のある人から教えてもらった事がある。その際重要となる考え方は問題の「グルーピング」と「具体的なゴールの設定」だという
まず「グルーピング」というのは数多くある問題を「緊急性」「重要性」の2つを軸に4つのグループに分けていくことだそうだ。こうすることで今解決すべき課題(緊急性が高く、重要性も高い問題)が見えてくる。少なくとも注力すべき課題はこれだ!という絞込みが出来ているだけで、状況は大分違って見えてくる

とはいえ、そういった課題はなかなか解決が難しそうな問題である場合も多い、ここで立ち止まってしまわないために、具体的なゴールを設定しておく必要がある。ゴールの設定の仕方としてはどの程度の段階まで課題を解決するのか、という「レベル」を設定することと、それをいつまでにやりきるのかという「時期」を設定することだそうだ。こうすることにより、課題解決までの道程を具体化できるし、割と前向きに課題解決に取り組めるようになる。

非常に重要なことは、こういったステップを踏むことによってまず頭の整理が出来るということ、そしてやってみると意外と楽しく取り組めることだろうと思う。

周りの環境がいかに変わろうとも、自分自身は変わらない、出来ない自分はできない自分のままでずっと残り続けているわけだ。今ある課題と一生付き合っていくか、少し辛くても前に進んでみるか、いうまでもなく答えはひとつしかないわけだ。